(1)肺機能検査
肺活量や一秒率を測定することにより、 肺や気道の機能を調べます。 この検査では、肺の容量や気道の閉塞、換気障害などがわかります。
(2) 肺活量(VC)
肺気量分画の最も基本となる検査で、肺の容積変化範囲を示します。
間質性肺炎や高度の肥満など、肺が膨らみにくい時に低下します。
(3) 努力性肺活量(FVC)
最大吸気後、できるだけ速く一気に最大呼出した時の肺活量を示します。
フロボリュームカーブパターンや一秒率で評価します。
気管支喘息や気管支炎など、息が吐きにくい状態の時に一秒率が低下します。
その他の呼吸機能検査
その他、機能的残気量(FRC)、肺拡散能力(DLco)、 クロージングボリューム(CV)などの検査があります。